19日のブルペンでは沖縄・金武キャンプ最多の90球を投じた。

23年ドラフト1位左腕は「順調に来られているんで、これからもその調子を崩さないように頑張っていきたい」。現時点で実戦登板は未定。「バッターを立たせてないので、なんとも言えないですが、しっかり投げられるように準備したい」と話した。

雨天により登板予定だったライブBP（実戦形式の打撃練習）は中止となったが、ブルペンで59球を投じた。その約40分後には再びブルペンに戻り“おかわり投球”。「いろいろちょっとまた違う発見があったんで、そこの感覚をちょっと確かめてた感じです」と力を込めた。

この日でキャンプ期間の全体練習は終了した。「うまくいくところといかないところがありましたけど、全体的に見たら練習量っていうところは確保できたかなと思います。そこはすごい良かったですし、この疲労感を抜くことが開幕に向けての大事なところかなと思います」と総括した。

収穫もあった。「フォームで何個か意識するポイントが見つけられたのが大きかったので、ゲームの中でもものにしていければなと思います」。レベルアップするために充実の時間を過ごした。