プロ野球の観客動員数は、パ・リーグは2024年度に最多を更新し、セ・リーグはコロナ禍前の状況まで持ち直している。その一方で、次代を支える少年少女の競技者激減に歯止めがかかっていない。日本において野球が「オワコン」になることはまずないだろうが、「やるスポーツ」ではなく、「見るスポーツ」となってしまうのは時間の問題なのかもしれない。

「誰でも野球を知っている、という時代がいずれ終わるのは間違いないでしょうね。学童のチーム数がもっと減ることも想定しています。現場も僕らも変わらないと、世間の親子にまったく選ばれない競技になってしまうと思います」

近年は子どもたちの「野球離れ」が報じられることも多く、振興・普及活動が活発化している。しかし、「野球界」として一枚岩で効果的になされているのかといえば、依然として疑問符がつきまとうのが現実。伝統のある日本の野球界には統括団体が多数あり、それぞれ不干渉と引き換えに独自のルールで活動しているからだ。

「どの団体にも危機感があって、それを共有して連携してやりましょう、という方向性にはなってきています。でも、まだまだ動きは鈍く、難しい面も多いと感じています」



1
それでも動く名無し :2025/03/05(水) 17:03:35.30 ID:l43Es2sK0
野球離れに加速感「世間に選ばれなくなる」 実数把握開始も…学童“6000チーム消滅”の内実

【野球離れに加速感「世間に選ばれなくなる」15年で学童野球6000チームが消滅】の続きを読む