楽天に加入した元ヤンキースのルーク・ボイト内野手（34）が24日、楽天モバイルパークの室内練習場を訪れた。個人で体を動かした後にチーム練習を見学した。

ボイトはメジャー通算95本塁打を誇る右の強打者。ヤンキースに在籍していた20年は、コロナ禍で短縮シーズンながら56試合で22本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打王に輝いた実績がある。

ボイトはゴンザレスとともにポイントゲッターとして期待がかかる。

24日、新加入した元ヤンキースのルーク・ボイト内野手（34）が、楽天モバイルパークの室内練習場を訪れ、個人で体を動かした後に全体練習を見学。同学年の20年ア・リーグ本塁打王がチームメートになり、背番号3は「ロング打てるバッターって楽天にはいないんで。ロング打てるバッターが来てくれるのは荷が下りるというか、ちょっと楽にはなる。ゴンザレスと3人で頑張りたい」と歓迎した。

チームの課題だった得点力は改善傾向にある。5月に入団した元パドレスのゴンザレスは、すでに打線に欠かせない存在となっている。3番浅村、4番ゴンザレスの打順が定着。右の強打者が並ぶ相乗効果で得点力は上がった。今度はメジャー通算95本塁打を誇る右の大砲ボイトが加入。浅村は「同じタイプの選手ってあんまりいないんで、それはうれしい」。両助っ人とともに強力打線を形成する。